10.5. 鶴間(高座川左岸): 相模・武蔵国界

「鶴間」は、現在でも神奈川県 相模原市と東京都 町田市にまたがる地名で、戦国期以降の相模さがみ武蔵むさし国界によって分割されている。もともと原野にあって国界は曖昧に把握されていたものの、相模野と多摩丘陵が尽きる当地では中世以降に開発の手が伸び、さらに在地勢力の拡大とせめぎあいのなか新しい領域認識が形成され、以後固定化されたものと考えられる。

Fig.173 高座川左岸 (相模・武蔵国界): 南北朝期〜室町期

現在でも相模原市 (相模) と町田市 (武蔵) にまたがって「鶴間」地名が存在し、相模原市の鶴間・西鶴間の間に小田急江ノ島線の「鶴間駅」がある (公式の所在地は西鶴間)。

詳細は『24.2. 鶴間』を参照。