10.2. 伊師: 播磨・美作国界

は現在の兵庫県 よう町の石井地区にあたる。山深いところにあって観光地ではないので、馴染みのある人は少ないと思われるが、鉄道趣味の面々には急行線が通っているところといえば、すぐにわかるかもしれない。駅から北上する智頭急行線は大原駅へ向かうが、その途中の石井駅があるのが当地で、この先で越えるのが現在の兵庫・岡山県境であり、古代の播磨はりま美作みまさか国界である。

Fig.200	 伊師 (播磨・美作国界): 古代~中世

古代から中世にかけて荘園が展開されるなか、ここでは緩やかな峠を越えて開発の手がおよび、しだいに国界は曖昧になって伊師は美作国の一部とみなされるようになった。

詳細は『15. 伊師』を参照。