安房あわ・上総かずさ国界も古代から中世にかけて変動した。古代、置おき津つ郷は海路を前提に安房国から連続した土地とみなされた。しかし荘園の展開にともなって、上総国の開発が夷い隅すみ川上流にも及ぶようになると、やがて置津郷もその一部に組み込まれた。
変動した国界は現在の鴨川市と勝浦市の市境に相当する。JR外そと房ぼう線では鵜う原ばら・上総かずさ興おき津つ・行なめ川がわアイランドの 3駅がある区間で、「上総興津」とあるように安房国であった記憶はずいぶん遠い。
詳細は『16. 置津郷』を参照。