11.10. 新方(利根川・鬼怒川): 下総・武蔵国界

鎌倉公方・足利しげうじと関東管領・上杉のりただの不和・対立に端を発したきょうとくの乱は、関東全域を 28年間の戦乱に巻き込んだ。この間に成氏が本拠地をに移して古河公方が成立し、中世の利根川本流を挟んで諸勢力が睨み合う構図が生まれた。これによってにいがた地域は下総しもうさから切り離され、武蔵むさし国と一体性が増し、混乱のなか岩付 (いわつき) の太田氏の勢力下に入ったとみられる。国界が確定するのはやや遅く、けいちょう17年(1612) の検地を契機に当地は武蔵国として把握された。

Fig.079 新方 (下総・武蔵国界): 慶長17年(1612)

詳細は『28.2.1. 新方』を参照。