『新編武蔵国風土記稿』(新編武蔵) は林述斎編の武蔵国の地誌で、全265巻、文政11年(1828) に完成した。翻刻されたものに『大日本地誌大系 第5~15, 35巻』(1929~1933) があるが、正保・元禄改定図に誤りが散見される (おそらく明治17年(1884) に内務省地理局が発行した翻刻 (和装) に起因する)。国立公文書館で正本 (『浄書稿本』)が公開されている。

上は第136巻の『足立郡之二』の冒頭、淵江領・千住宿と『千住大橋図 (千住大橋圖)』である。
『正保年中改定図 (正保年中改定圖)』『元禄年中改定図 (元禄年中改定圖)』は『新編武蔵国風土記稿』の各郡冒頭に掲載されている正保・元禄の武蔵国絵図の写し。郡ごとに分割されている。

上は足立郡の『正保年中改定図』(南部過半)。
『新編相模国風土記稿』(新編相模) は『新編武蔵国風土記稿』に引き続いて編纂された相模国の地誌で、全126巻、編者は同じく林述斎である。天保12年(1841) に完成した。翻刻されたものに『大日本地誌大系 第36~40巻』(1932~1933) がある。国立公文書館で明治8年(1875) の写本が公開されている。

上は第70巻の『鎌倉郡之二』の冒頭、山之内庄・鶴岡と『鶴岡総図 その4 (鶴岡總圖 其四)』(鶴岡八幡宮を描いた図) である。
『正保改定図 (正保改定圖)』『元禄改定図 (元禄改定圖)』は『新編相模国風土記稿』の各郡冒頭に掲載されている正保・元禄の相模国絵図の写し。やはり郡ごとに分割されている。

上は鎌倉郡の『正保改定図』『元禄改定図』。