26.1. 古代の小豆島

小豆しょうどしまほんしょおうじん天皇22年 4月の記事 に「阿豆枳辞摩」としてあらわれ、これにより本来は「あづきしま (あずきしま)」だったことがわかる。

Fig.666 日本書紀 第10巻 慶長年間(1596~1615) 写本 (部分・国立公文書館所蔵)

その後「小豆島」と書かれたものが音読みされて現在の読みになったらしい。えいにん5年(1297)『御所大番役定書案』※1に「せうつしまの庄」とあり、すでに「ショウツシマ」と読まれている。

奈良期の『平城宮2177号木簡』に「備前国児嶋郡小豆郷」、続日しょくにほんえんりゃく3年(784) 10月3日の記事にも「備前國兒島郡小豆嶋」とあるように小豆島は備前国 児島郡に属していた。

Fig.667 平城宮2177号木簡・続日本紀 第29巻 明暦3年(1657) 刊本
^ ※1: 永仁5年(1297) 8月付、 『香川県史 第8巻 資料編 古代・中世史料』(1986) 所収、c.158。