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『和名類聚抄』は、平安中期の漢和辞典、源順撰、承平年間(931~938) の成立。部門別に漢語の発音・意味・和名などが記されている。表記は「倭名類聚抄」「和名類聚鈔」「倭名類聚鈔」と一定せず、和名抄 (倭名抄・和名鈔・倭名鈔) とも呼ばれる。10巻本と20巻本の 2系統があるが、このうち 20巻本には国郡郷の一覧が含まれ、古代の地名を検討するのに欠かせない。本稿で和名類聚抄という場合も 20巻本のほうを指す。
一例として、以下はNDLDC所蔵の『倭名類聚鈔』 古活字版(20巻本) 第5巻 (#2544218) 「国郡部」東海道・東山道・北陸道 各国 (c.10) と東海道 伊豆国・甲斐国・相模国 各郡 (c.15) である。

また以下は『同』第7巻 (#2544219) 上野国 各郡各郷 (cc.10-12) である。
